野菜嫌いのお子さん、多いですよね。


・離乳食が終わった途端食べなくなった。

・決まったものしか食べてくれない。

・野菜は一切食べない。


そんな話もよく耳にします。


そこで今回は、野菜嫌いさんにおすすめ、「野菜を食べたい!」という気持ちを作る方法をお教えします。

子どもが野菜を嫌いな理由

どうして子どもって野菜が嫌いなんでしょうか。実はそれには、ちゃんとした理由があるんです。


まずは、味やにおい。苦かったり、酸っぱかったり…。人間や動物にとってこれらの味は、腐っていたり毒があるものとしてインプットされています。大人になればいろんな味を知って食べられるようになりますが、子どもはまだ味覚が発達途中。だから、ピーマンやトマト、ゴーヤやセロリなどが苦手なんですね。


次は、食感。ペラペラしているもの、かたいものは、噛みづらくて飲み込みづらいです。レタスなどの葉物野菜、ゴボウや人参などの根菜がこれに当たります。


また、きのこやナスなど、独特の食感があるものも苦手な子が多いですね。


子どもが野菜を嫌いなのは、食べづらい理由がいっぱい詰まっているから。ある意味当然のことなんですね。

試してみて!野菜嫌いさんにおすすめの方法



さて、だからといってずっと野菜を避けるわけにはいきませんし、できればいろんなものを食べてほしいですよね。


でも、柔らかくしたり何かに混ぜたりして上手に調理しても、子どもって器用に野菜だけ見つけてよけるんです。感心しますよね(笑)


ということは、どんなに上手に調理をしても、子どもが「食べたい!」と思わなくては意味がないということです。


そこで、子どもが「食べたい」「食べてみようかな」と思うようになるテクニックをお教えします!

①星形やハート型に型抜きしてみる

よく、苦手なものを細かく切って好きなものに混ぜることがあると思います。でも、苦手な子ってすぐに気づきますよね。


なので、あえて野菜をそのまま出してみましょう。この時におすすめなのが、野菜をかわいい形に型抜きすることです。クッキー型(今は100円ショップでも買えます)で星形やハート型にすると、ただのニンジンやピーマンもなんだか可愛く見えます。


また、お花みたいにサラダを飾るなど、盛り付けを工夫するのもいいですよ。


保育園の給食でも、カレーの中に星形のニンジンがよく入っていました。「今日はお星さまが入ってる!」「僕の3つもあった!」と、苦手な子もテンションが上がって口に運んでいましたよ。見た目が違うだけで、食べようという気持ちが生まれるんですね。

 

②一緒に料理を作ってみる

保育園・幼稚園に通っているくらいのお子さんなら、料理のお手伝いができると思います。一緒に料理をしてみるのも、食べる意欲を育てるコツです。


玉ねぎの皮むきをする、きのこを割いてみる、レタスをちぎってみる…など、苦手な野菜の調理を手伝ってもらいましょう。包丁を使ったり火を使ったりといった難しいことができなくても、お手伝いできることはいっぱいありますよ。

盛り付けを手伝ってもらうのもいいですね。


自分で作ったものは、いつもよりおいしく感じます。いつもと同じ調理法なのに不思議ですね。食べる時は「これ、〇〇ちゃんが作ったんだよ」と家族みんなに教えてあげると、さらに嬉しくなって食べられると思います。


③畑やプランターで野菜を育ててみる

自宅に畑がある人は、一緒に野菜を育ててみるといいでしょう。プランターなどを使えば、ベランダでも家庭菜園ができますね。


種まきや苗植えを一緒にして、お世話をしてみましょう。芽が出て、花が咲いて、実がなって、自分で収穫する。育っていくところを実際に見ることで、野菜に興味が出てくると思います。


特におすすめなのは、収穫して生で食べられる野菜です。キュウリやトマトなど、収穫して洗ってすぐに食べてみましょう。獲れたてでしか味わえないおいしさや気分は、野菜を食べるきっかけになるはずです。

④野菜が出てくる絵本を読んでみる

食べる以外の場面で野菜に触れるのもおすすめです。


例えば絵本。野菜が出てくる絵本はいっぱいあります。野菜の名前、色、形など、興味を持つことで、食べる時にも「これ知ってる!」と苦手意識を減らすことができます。


また、一緒に買い物に行って野菜を見たり、散歩をしている時に見かけた畑に何があるか話をしたりするのも、野菜に触れるきっかけになりますよ。


野菜は、見た目やイメージから食わず嫌いになっている子も多いと思います。どういうものかを知るだけで、不安感が解消できて、「食べてみようかな」という気持ちにさせてくれますよ。

何よりも大人が「おいしい!」と食べるのが大事



野菜嫌いを克服する方法をいろいろご紹介しましたが、いかがでしたか?


もちろんうまくいかないこともあると思いますし、どうしたって食べられないものもあると思います。そんな時は、無理をしないでも大丈夫です。大人だって、どうしても食べられないものはありますからね。


食べたい気持ちを育てる一番の方法は、大人が「おいしい!」と言って食べることです。黙って食べるより、「これおいしいね」「これどうやって作ったの?」「こっちも一口食べて見てよ」と食べ物の会話が弾んでいる方が、気分も良くなって食べる意欲がわいてきます。まずは、お子さんに食べさせることではなく、大人が「おいしい」と毎日の食事を楽しむことを意識してみましょう。


今回紹介した克服法も、無理はせずに自分から「食べたい」と思う気持ちを作ることを目指しています。家族みんなで、楽しく笑顔で食事ができるといいですね。