水ぼうそう(水疱瘡)とは?

水ぼうそう(水疱瘡)は、一般的にヘルペスウィルスの感染によって体中に湿疹ができる病気です。


症状は?

発症して2~3日で湿疹が増えていき、大体1週間くらいで全てかさぶたになるとされています。


個人差はありますが、発症の際に発熱やかゆみを伴うことがある病気でもあります。


これといって特別な治療をしなくても自然治癒する病気ではありますが、かゆみが出た場合は飲み薬や塗り薬の処方をされますし、抗ウィルス薬を飲んでウィルスの増殖を抑えることで早く治癒することもあります。


潜伏期間と感染力は?

水ぼうそうの潜伏期間は約2週間。空気感染する病気で感染力がとても強く、予防接種をしていない場合は、すれ違っただけでも10人に1人は感染すると言われているほどです。


また、兄弟で誰かが水ぼうそうになると、免疫を持っていない家族間の場合などは9割以上の確率で発病するとされています。


完治するまで登園、登校はできない。

第2類学校感染症に分類されているため、発症したら完治するまで登園、登校はできません。


「全ての水疱がかさぶたになる」と感染する可能性がなくなるため、それ以降は登園、登校が可能になります。


素人での判断が難しい場合もあるため、病院でキチンと診断してもらった方が確実です。


1度かかると終生免疫ができる。

水ぼうそうは大変感染力の高い病気ではありますが、1度かかると終生免疫ができるため2度とかかることはなく、昔は「小学校に上がる前に水ぼうそうをもらいに行こう」といった風潮もありました。


しかし、2回の予防接種を推奨されている現在は、あまり目にすることがない病気となっています。


我が家でも2人の子供が発症

さて、現在6年生(11歳)と年長(5歳)である筆者の子供が先日次々と水ぼうそうに感染しました。


6年生の子どもは2回の予防接種をする前の感染でしたが、年長の子どもは2回の予防接種済でした。


結果としてはどちらも「水ぼうそう」という診断を受けましたが、今回は、予防接種を受けた子と受けていなかった子の水ぼうそう症状を比較してお伝えします。


予防接種の有無による症状の違い

予防接種を受けていない小6男児の場合。

まずは、予防接種を受けておらず、今回の感染元となった6年生男児の場合。


最近ではあまり大きな病気をしなくなっていたのですが、ある日の夕方、急に38度台の発熱。風邪をひいた風ではなかったので不思議に思いつつ一晩様子見。


翌日、熱は下がりましたが、翌々日に発疹が出たためかかりつけ医に受診してもらい、水ぼうそうと診断されました。


予防接種は受けておらず、発疹は頭から足までの広範囲でかなりの数が出ました。



その日の内に抗ウィルス薬を処方してもらい服薬して、約1週間ほどで全ての水泡がかさぶたとなって完治に至りました。

2回の予防接種を受けた年長女児の場合。

その2週間後に、年長の女児がやはり38度台の発熱。


熱は2日間程度続きましたが、予防接種していたこともあり、抗ウィルス薬を服薬しなくても、発疹は数か所程度に留まりました。


その症状は「水ぼうそう、なのかな??」と疑ってしまうくらいでした。



疑う程度の症状とはいえ、先に兄弟が水ぼうそう診断をされているのもあり、こちらも「水ぼうそう」ということで、完治目安の1週間は、登園はもちろん外出もせず過ごしました。


ワクチンの緊急接種で70〜90%避けられる

すれ違っただけでも感染してしまうと言われている水ぼうそう。少し怖くもありますが、発症した人との接触後、72時間以内であれば、水ぼうそうワクチンを接種することで発症を90%、120時間以内であれば70%避けられる可能性が高いとされている緊急接種というものもあります。


もしもの時のために覚えておきましょう。


ただし、家族間の場合、緊急接種は有効性がないそうなので注意が必要です。



今回、予防接種を受けた子と受けなかった子の差を実際に見る機会があったことで、予防接種の必要性について改めて考えさせられました。


水ぼうそうの症状として、発熱を伴うこともさることながら、痒みを伴ったり発疹が顔にも出ることもあるため、なるべく軽く済むに越したことはありません。


少しでも症状を軽くしたいのであれば、2回の予防接種をなるべく早い段階でしっかりと受けておくことを強くおススメします。